「独学で英会話を習得したい」
「効果的に学べる英会話の教材が知りたい」
このように思っている方も多いのではないでしょうか?
英会話の独学は自由な時間で取り組める一方、適した学習方法を実践しないとなかなか上達には繋がりません。
そこで今回は、数ある英会話教材の中から特におすすめなものを人気順にランキング形式でご紹介!
特徴やおすすめポイントを詳しく解説していくので、ぜひ教材選びの参考にしてください。
記事内で選ぶ際のポイントにもついても解説していくので、こちらも参考にしながらご自身に合った英会話の教材を選んでみてくださいね!
Contents
英会話の教材選びで絶対に抑えるべきポイント4つ
それではまず、英会話の教材選びをする上で抑えておくべきポイントを見ていきましょう!
- 教材が自分に合っているか
- 費用
- 本場の英会話を学べるかどうか、は一旦 捨てましょう
- 無料体験がある
1. 教材が自分に合っているか
教材選びの大事なポイントは、教材のレベルです。身につけたいスキルなどにより教材が変わってきます。
リスニングを強化したい人とスピーキングを強化したい人では、購入すべき教材は異なります。
英会話に主軸を置いた教材は「スピーキング」、「リスニング」となりますが、まずは基礎にあたる「英文法」に重点を置いた教材がおすすめです。
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
- 教材にはTOEIC ◯〇〇点〜を対象など、レベルが記載されていますが、あまり参考にしない方が良いです。通常、難易度が高すぎる場合がほとんどです。簡単な教材を何度も、何度も(3回以上)繰り返すが教材活用のポイントです。
教材の種類を増やしすぎるのは、時間もお金も無駄になってしまうので、気をつけましょう。 - 英文法をしっかり理解していないのに、リスニングやスピーキングのトレーニングをしても効果は上がりません。
まずは、誰がなんと言おうと『文法』です。文法を理解していないと、あとで必ず伸び悩みます。
2. 費用
続いて大事になるのは「費用」です。
英会話教材の費用の相場は、オンライン型が月額10,000円以下でCD+テキスト型の教材は一括払いだと20,000円以上かかります。
高額な教材は分割で購入できますが、あまりにも高額な教材は負担になりかねません。
教材を選ぶ時は価格帯もチェックしてから購入しましょう。
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
英語の上級者になるためには、たくさんの教材を買い込まないといけないと勘違いしている人がとても多いです。
実は、それほどたくさんの教材は必要としません。10万円以上するような高額な教材も必要ありませんよ。
このページで紹介している教材だけで、英語上級者になるには十分です。
「自分に、もっと合った教材がほかにあるのでは?」と思ってしまう時は危険なシグナルだと思いましょう。
同じ教材を徹底的に繰り返して使い込むことが大切です。
3. 本場の英会話を学べるかどうか、は一旦 捨てましょう
教材選びで大事なのは、どれだけ実際の英会話に役立てられるか?という点です。
ただし、ネイティブの発音が〜、ネイティブ表現が〜という考え方は一旦 捨てましょう。
まずは、教材用の綺麗に発音された音声を理解できることが先です。
教材には、時事ネタ・政治・スポーツ・エンターテイメントなど幅広いテーマを話題にした教材を選ぶのも良いでしょう。
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
ネイティブ信仰は、英語上級者を除いては『百害あって一利なし』だと、私は考えています。
ネイティブの発音、表現を学ぶために洋画を題材にした教材などありますが、この手の教材を必要とするケースは極めて限られています。
少なくともTOEIC 900点以上のスコアが対象です。
最終的には、ネイティブの発音やイントネーションに慣れることは必要ですが、それは教材用に綺麗に発音された音声を理解できる次のステップだと考えましょう。
4. 無料体験がある
自分に合うかどうかは、「相性」が極めて重要です。
「これなら大丈夫!」と思っても、実際に体験してみると「合わなかった」と感じることも多いので、無料体験が設けられている教材を選ぶのがおすすめです。
「CD+教材」は無料体験が難しいため、返金保証があることも多いです。
このような場合、一度試すために開封してしまうと返金してもらえないので、無料体験や返金保証の規約は事前にしっかり確認しましょう。
【これで上達間違いなし!】おすすめの英会話教材TOP5
ここからは、おすすめの英会話教材の人気ランキングTOP5をご紹介します。
それぞれの特徴を比較して、独学しやすいと感じる教材があればぜひ試してみてください。
- 分かる!解ける!英文法!Plus
- 超越文法TranscendenceSchool
- NHKラジオ 中学生の基礎英語
- ヒアリングマラソン
- YouCanSpeak
1. 分かる!解ける!英文法!Plus
ランキング1位は「分かる!解ける!英文法!Plus」です。
こちらは、TOEIC990点の鈴木拓氏が講師となって英文法を教えてくれる講座です。
英会話に必要な英文法を重点的に学べるようになっていて、実際にはメール形式で英語学習を進めていき、質問や疑問点をメールでやり取りしていくスタイルです。
決まったルールに適切なワードを入れるだけであらゆる英会話ができるようになります。
メール講座は全88回となっていて、全内容を収録したPDFファイル、ネイティブ音声ファイル、質問できるサポート付きで、税込み32,780円となっています。
\講座の受講生さんはなんと27,300名!/
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
英語が上達しない人のほとんどの原因は、英文法を疎かにしているからです。
英文法は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの全ての土台になるものです。文法なしに学習を積み上げても、上達が止まってしまいます。上達のスピードも極端に遅くなります。
私自身 英文法を軽視していたから、実際10年間上達できませんでした(涙)。
英文法がどれぐらい重要なのかについて、複数の英語上級者に確認したことがあります。
英語上級者で、英文法を軽視している人に一人も会ったことがありません。それどころか、通訳のような英語上級者であればあるほど、中学の英文法の重要性を強調することが多い印象です。まずは、中学の文法から徹底的にやり直しましょう。それが一番の近道です。
2. 超越文法TranscendenceSchool
ランキング2位は「超越文法TranscendenceSchool」です。
15か国語をマスターした言語学者が英語力や思考力、記憶力を短期間で上達させていくという講座。
英語教育にあるようなフレーズを暗記するのではなく、言語能力そのものの向上を目指したプログラムとなっています。
コンテンツは動画と音声セミナーの形式となっていて、収録した講座を配信しています。
日常会話レベルの英語を通して行う講座では、3か月のメール配信のほか、音声セミナー、動画セミナーが視聴できるようになっています。
料金は48,000円で分割払いの場合、10,000円×5回払いとなります。
\無料講座受講で特別レポート&音声セミナープレゼント/
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
英語学習の常識を破壊してくれる教材で、私の英語の感覚を爆上げしてくれました。
日本語で英語の感覚を理解できるので、一度自分にインストールされたら忘れません。
注意。対象は文法の基礎が固まった人向けです。
本当の初心者にはお薦めできませんが、文法が固まった人には必ず受講してほしい教材です。
文法を理解できているなら、初心者〜超上級者どなたでも英語への感覚が変わることをお約束します!
3. NHKラジオ 中学生の基礎英語
ランキング3位は「NHKラジオ 中学生の基礎英語」です。
こちらの教材は、中学1~3年生程度の英語を学べるラジオ講座で、本屋でテキストも販売しています。
テキスト価格は税込み1,700円です。Kindle版も用意されています。
ラジオはストリーミングもあるので、そちらも併用しながら学習していくのも良いでしょう。
中学で行う学校教育とリンクした教材で問題を解いていくスタイルで、独学しやすいのが特徴です。
シャドーイングする教材として最適です。
\いつでも気軽に英語学習できる/
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
言わずと知れた教材です。すごく良い教材です。シャドーイング教材としておすすめです。
費用もそれほど高くないのでお財布にも優しいです。例文だけを対象に、スマホの音楽アプリでプレイリストを作成してひたすらシャドーイングすることをお勧めします。
TOEICの点数がハイスコアであっても、大量に英語を口から出すトレーニングをしていない場合、NHK基礎講座の中2のレベルですらシャドーイングが難しいでしょう。
中1か中2のレベルから始めましょう。
英語の勉強の極意は、簡単なものを大量にインプット・アウトプットです。
4. ヒアリングマラソン
ランキング4位は「ヒアリングマラソン」です。
こちらはリスニング力向上に特化した教材で、1,000時間(上級の特別コースのみ)英語の音声を聞くことで英語脳を作り、耳のブレイクスルーを起こさせることで聞き取れるようにする教材です。
ヒアリングマラソンは、下記の通りレベル別に独学できます。
- ヒアリングマラソン初級(ベーシック)コース
- ヒアリングマラソン中級コース
- ヒアリングマラソン上級(特別)コース
ヒアリングマラソン初級(ベーシック)コース
英語に聞き取りに不安な初心者向きで、学習期間は6か月で価格は39,600円です。
1つの英文を3回に分けて聞き取る「3ラウンド・システム」を取り入れていて聞き取りのコツを効果的に独学できます。
学習テーマは「海外旅行」「日常生活」「ビジネス」「エンターテインメント」と幅広いので飽きずに取り組めます。
ショッピングや食事、ビジネス電話、ちょっとしたジョークなどすぐに使える英会話を独学できますよ。
\数倍のスピードで英語力アップ!TOEICテストで効果も実証済み/
ヒアリングマラソン中級コース
軽い英会話はできるけど、英語ニュースやネイティブの会話はわからない…。という方は中級がおすすめ。
こちらは1日40分×週4日の学習を6か月間行うプログラムで、価格は39,600円。
中級は、初級でも導入されている「3ラウンド・システム」の難易度を少し高めたカリキュラムとなっています。
また、ナチュラルスピードなのに細部までより聞き取れるよう、ヒアリングの難しさを約1/24まで軽減した科学的な学習法です。
\ヒアリングの難しさを約1/24まで軽減する科学的学習法。/
ヒアリングマラソン上級(特別)コース
毎月新しいテキストを使って様々なシーンやジャンルで「今使われている英語」を最短で学べるコースです。
上級コースでは、ビジネス的なニュース英語や物語の英語など、あらゆるコンテンツの特性に合わせたトレーニングを実践し、効果的に「リスニング力」を底上げしていきます。
また、受講中は毎月TOEIC L&Rテストのリスニングパートに準拠したテストを実施し、自分の学習成果を確認することが可能です。
こちらのテストは、パソコンはもちろんスマホから簡単に提出、結果の確認ができます。
2023年1月号でこちらの上級コースの販売は休止となります。
2022年8月31日現在で、申し込み可能なのは「3か月コース」で価格は16,500円です。
各レベルの教材は音声を視聴できるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。
\あらゆる場面に対応できる「英語の耳」をつくる/
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
TOEIC試験でのリスニング問題などしっかりと発音してくれる音声は聴き取れるけど、
ネイティブの言うことが聴き取れなという悩みがある方は、ヒアリングマラソン 1000時間をお薦めします。ネイティブの英語を聞き取るためのパートがちゃんと用意されていますよ。
ネイティブや生の英語をトレーニングする対象は、TOEICで言うと900点以上ぐらいが対象です。
5. YouCanSpeak
ランキング5位は「YouCanSpeak」というスピーキングに特化した英語教材です。
英語の「基礎構造」を身につける独自の理論に基づいた学習システムを取り入れていて、このシステムは現在特許出願中でもあり、注目を集めています。
「パソコン画面に日本語が出てくるので、それを英語にして発音する」という流れで教材は進み、出来たら「言えた」、出来なかったら「言えなかった」を選択します。
短期集中プランは1年で税込み49,800円、スタンダードプランは2年で税込59,800円となっています。
無料体験版もあるので、気になる方はまずこちらから利用してみてください。
\言いたいことを瞬時に音声化するために必要な「スピーキング脳」を構築/
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
いわゆる瞬間英作文と言われるトレーニングをスマホやパソコンで実践できます。
本当に英会話ができる様になるには、リスニングの強化、文法の理解、瞬間英作文などの莫大な基礎トレーニングを繰り返した後のことです。いきなり英会話に挑戦すること自体が非効率です。
YouCanSpeakも、文法をしっかり固めていないと効果が出ませんので、ご注意ください。 。
ネイティブらしい表現は一旦おいておいて、まずは外国人に通じる英語をカッコ悪い文章でもパッと出せることが重要です。少しレベルが上がるには、瞬間英作文のトレーニングが 150 - 300時間ぐらい必要だと思っています。
文法の知識に合わせてアウトプットを繰り返すうちに、文法が知識でなく、感覚として体得できるようになってきます。英会話スクールに通っても、一ヶ月で英語をアウトプットする時間は、せいぜい10時間ぐらいじゃないでしょうか。圧倒的にアウトプットの量が不足していますし、通い続けるのは、お財布にも厳しすぎますよ。
そして、効率的でもありません。
英会話スクールで実践に近い体験が必要なことは否定しませんが、英会話スクールだけでペラペラになることはあり得ません。
良い教材と正しい学習方法を身に付ければ、英会話は独学でも十分習得できます!
英語学習において重要なのは「自分にとって適切な学習方法を実践すること」です。
上記でご紹介した教材はどれも独学に適したものですが、誰にでも合うかというとそうではありません。
人間にも相性があるように教材にも相性があるので、やってみて「合わなかった」と感じることも残念ながらあるのです。
ですが、ご紹介した「教材選びのポイント」をもとに自分に合った教材を選べば、失敗することなく自分に最適な教材で独学できます。
本気で英会話を習得したいなら、教材選びがとても大事!
ぜひこのことを念頭に置きながら、自分に合った教材を探してみてください。
英語学習に役立つ記事は【英会話学習法】でまとめられています。