「英語を勉強したいけど、社会人からじゃ遅いかな?」
「仕事が忙しいから空いた時間に独学で英語を勉強したい」
このように思っている社会人の方も多いのではないでしょうか?
学生時代はあまり英語の勉強が得意ではなかったという方でも、社会人になって「もっと英語を勉強しておけばよかった…」と思うことありますよね?
そこで今回は、英語初心者の社会人の方に向けて、独学で進められるおすすめの勉強法を5つご紹介していきます。
ご紹介する方法は、どれも簡単なのに続けることで効果的に英語力を高めることができる勉強法です。
今まさに英語力を伸ばしたいと思っている社会人の方は、ぜひ記事を最後まで読んでみてくださいね。
Contents
社会人向け!独学で英語をマスターするための勉強法5選
それでは早速、独学で英語をマスターするための勉強法を5つご紹介していきます。
- 英語をひたすらインプットする
- スキマ時間を味方にする「ながら学習」
- 英語で「ひとりごと」を言う
- シャドーイング
- オンライン英会話を利用する
1. 英語をひたすらインプットする
英語の勉強の基本は、まず「インプット」することです。
英語で何を言っている事がパッと頭に思い浮かぶようになるには、繰り返し何度も文法を意識しながら(= 誰が:主語のS、どうする:動詞のVを意識しながら)、英語の音を頭に入れる必要があります。
そうすることで徐々に「英語を理解する処理スピード」が上がっていき、英語が理解できるようになるのです。
通勤中、休憩中、散歩中、お風呂に入りながら、お皿を洗いながらなどのちょっとした時間を活用して、英語を大量にインプットしましょう。
注意したいのは、意味のわかる英語を何度も繰り返し聞くようにしましょう。
一度、自分で勉強を終えた教材で、内容がわかっている音声をスキマ時間に聞くようにしましょう。
スキマ時間の勉強にもピッタリなので、社会人の方はぜひ活用してみてください。
おすすめの英語教材ランキングは以下の記事で紹介しています。
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私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
大量のインプットといった時に注意してほしいことがあります。
「毎日こんなにたくさん英語を聞いているのに、全然聞き取れるようにならない・・・」と悩んでいる人がめちゃくちゃたくさんいます。。
英語を聞き続けていると、ある日突然英語が聞こえるようになる!的な宣伝がありますが、そんな日はやってきませんのでご注意ください(汗)
最近では、Amazon、Audible、Youtubeなど無料で英語の音声が聞けますが、内容が理解できない色々な音声を大量にインプットするのは効果が出ませんので、即刻 やめましょう。
「全然分からない英語を聞いていたら、ある日突然聞き取れるようになった」という経験を私は一度もしたことがありません。
ヒアリング学習の最大のポイントは、「内容を理解していて、自分のレベルに合ったものを聞く」ということに尽きます。なので、一度 学習済みの教材の音声を何度も何度も繰り返しインプットしましょう。
2. スキマ時間を味方にする「ながら学習」
ながら学習を最大限、活用しましょう。
ながら学習とは、「日常生活の行動 〇〇〇〇 + 英語学習」のこと。
徒歩通勤の間にシャドーイング、通勤電車の中で文法の勉強、お風呂に入りながら瞬間英作文などです。
毎日おこなう日常生活に英語学習を組み合わせるのがコツです。
あなたのライフスタイルに合わせた「ながら勉強」時間を見つけましょう。
(例)歯磨きしながら、通勤・通学しながら、電車で移動しながら、運転しながら、お風呂に入りながら、洗濯しながら、スーパーで買い物しながら、犬の散歩しながら、などなど
まずは「毎日続ける」ことを目標に実践してみてください。
英語学数は習慣化して継続することが何より大切です。そうすれば、学習時間が積み上がっていき、自然と上達していくものです。
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
スキマ時間を見つけたらすぐに勉強開始しましょう。
数分でもスキマ時間があるようだったら、イヤホンをすぐに耳に突っ込みましょう。英語の学習をスタートするまでに、少しでも面倒くさいと思うような環境だと、スキマ時間の活用は途端にむずかしくなってしまいます。
人間、何かに取り組み始める起動時に、エネルギーをたくさん消費します。クーラーのスイッチ・オンのタイミングに起動時に消費電力が多くなるのと同じ様なイメージです。
なので、英語学習に究極にまでスムーズに入れる様に事前に準備しておきましょう。スマホ、イヤホン、教材(紙・iPad)。シャドーイング用のプレイリストの事前準備は入念にしておきましょう。
例えば、イヤホンが使いづらいなど学習の妨げになるようであれば、使いやすものに買い換えましょう。そのような、投資は惜しまない方が良いですよ。
3. 英語で「ひとりごと」を言う
英語日記に加えて、英語でひとりごとを言うように意識するとグンと英語力が高まるのでおすすめです。
例えば、以下のような内容を第三者に話すようなイメージで、英語で呟いてみてください。
- 今日の予定
- 街中の風景
- 商品の使い方
続けていくことで頭の中で考えたことを瞬時に英語に変換できるようになりますよ。
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
たくさんの例文を暗記しても英会話はできるようになりません。言えることに限りがあるし、応用がききません。。
英語表現の例文を覚えて英語を話そうとする方法はやめましょう。例文を暗記して英会話を乗り切ろうとすると、あらゆる状況に合った文章を組み立てるというトレーニングができなくなります。
丸暗記に頼らず、どんな状況でもどんな内容でも言いたいことが言えるようになることを目的としたトレーニングが瞬間英作文です。
どんな内容でも言いたいことが言える様になるためには、文法の型に合わせて大量の英語をアウトプットを繰り返すことでしか習得できません。
4. シャドーイング
シャドーイングとは、英語の音声を聞き、それを忠実に真似するように発音する英語の勉強法のことです。
一度 学習が終わった内容を理解ずみの教材を使ってシャドーイングしましょう。
シャドーイングは先述した3つの方法と比べると、聞きながら話すという点で難易度が高い勉強法ですが、効果は抜群です。
実際にシャドーイングをすることで得られるメリットは次の通りです。
- 発音が綺麗になる
- 英語のリズムやイントネーションがわかる
- リスニング力がアップする
- スピーキング力がアップする
シャドーイングの勉強法は、ネイティブの発音を聞いて、それをすぐに真似して発音していくので自然と綺麗な発音を身につけることができます。
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
シャドーイングは忙しい社会人や大人にとって、最強の学習法のひとつだと私は思っています。
机に座る必要がなく、場所やタイミングの制限があまりありません。だから、スキマ時間を有効活用できます。
シャドーイングは英語を「聞く」と「話す」を同時に行うトレーニングです。
インプットとアウトプットを同時に行うので、とても負荷が高いのですが、その分効果も高いです。
シャドーイングする時のコツをお伝えしておきます。
・英語教材の音声を使いましょう。
シャドーイングを始めたばかりの時は、英語学習者用に作られた教材の音声を使いましょう。
Youtube、TEDなどは言語道断です。
・シャドーイングで効果を出すコツ
音声をそっくりそのままマネすることです。自分にしみこんだ悪い癖やジャパニーズイングリッシュな発音を取り除くために、自分を挟まず、そっくりそのままコピーすることに意味があります。
・「簡単すぎかな?」くらいのレベルから始める
最初は、「簡単すぎかな?」と思うくらいの教材を使ってシャドーイングをやってみましょう。
ほとんどの学習者にとって、中学生レベルの教材でも、シャドーイングには十分な難易度です。
私もシャドーイングに初めて挑戦した時は、TOEICのスコアで800点を超えていたと記憶していますが、
NHK基礎英語 レベル2(中2レベル)の音声でも十分にシャドーイングができませんでした。
5. オンライン英会話を利用する
英会話の経験をつむために、オンライン英会話を利用するのもおすすめの方法です。
文法を覚え、リスニングを鍛え、瞬間英作文でトレーニングする事も大切な勉強ですが、それと同様に「英語でコミュニケーション」する経験をすることも大切です。
オンライン英会話はより実践的な学習を行う事が可能ですよ
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
英会話はそもそもレベルの高いコミュニケーションということを理解しておきましょう。
相手が言っていることがその場で聴けて、自分の言いたいことがスラスラと英語が出てくる瞬発力がないと成り立ちません。
スムーズに英会話ができる様になるには、リスニングの強化、文法の理解、瞬間英作文などの莫大な基礎トレーニングを繰り返した後のことです。なので、いきなり英会話だけを挑戦するという方法はおすすめしません。
しかし、ある程度の基礎トレーニングが終わったら、英会話の場数は増やすことも必要です。
社会人が最短で英語力を身につける方法3つ
社会人の方の中には「今から英語を勉強しても遅すぎる」と諦めてしまっている方もいるかと思います。
確かに社会人は学生と比べて勉強時間を確保することが難しいですが、工夫次第で効果的に英語力を身につけることができます。
具体的な方法は次の通りです。
- 英語の勉強を「習慣化」する
- 目標を決める
- 勉強は音中心で
1. 英語の勉強を「習慣化」する
まず、社会人の英語の勉強で大事なのは、「習慣化」することです。
「継続は力なり」といいますが、続ければ続けた分だけ英語力が身につきます。
また習慣化してしまえば、勉強そのものをストレスに感じなくなります。
通勤中や家事の合間のちょっとした時間にシャドーイングしたり、瞬間英作文のトレーニングをすることで、より習慣的に英語に触れることができます。
これらのスキマ時間はそれぞれ5分、10分かもしれませんが、これらの時間を合わせると1日で1 〜 2時間以上勉強できていることも多いです。
ぜひ、負担にならない程度に勉強を習慣化してみてくださいね。
2. 目標を決める
社会人が効果的に英語力を身につけるためには、目標をしっかり掲げておくことが大切です。
「2年後に英語を使う仕事に転職したいから」
「海外に短期留学したいから」
このような目標を掲げて、それを達成するためにいつまでにどのくらいの英語力を身につけておかなければならないのか逆算して考えることで勉強のスケジュールが組み立てやすくなります。
目標があればモチベーションも高まりますし、勉強の成果も上がりやすいです。
社会人の方はぜひ勉強はじめに目標を考えてみてくださいね。
3. 勉強は音中心で
日本人は「英語の勉強」と聞くと、テキストに向かって問題を解くというスタイルを思い浮かべがちです。
ですが、本当に大事なのは音を中心としたインプット・アウトプットです。
より早く英語ができるようになるには、音中心のトレーニングが必須です。リスニング、シャドーイング、瞬間英作文などを活用して音中心のインプット・アウトプットする機会を増やして行きましょう!
また、社会人から独学で英語力を身につけたいと思っている方は、基礎をしっかり固めるためにも中学の英文法からやり直すのがおすすめ。
私が伝えたい「世間一般で言われていない事」
社会人になって、英語の文章を正確に早く読めたり、書きたいという人はあまりいません。中高時代や大学受験の知識を使って、なんとかなる人が多いからです。読んだり、書いたりは瞬間的なスピードは必要ないので、少し時間をかけてGoogle翻訳などソフトを使ってカバーできるからです。
つまりほとんどの人は、「英語を聴けたり、話せたりできるようになりたい。」
大切なことは、英会話は文字化されてない音である事です。
なぜこんな当たり前のことを言うかというと、音中心のトレーニングをしていない人があまりにも多すぎるからです。
英語のヒアリングやスピーキングは、料理と同じようなものです。文字情報の英語を理解するだけでは、永遠に英会話は出来る様になりません。いくら一流シェフのレシピを完璧に記憶したとしても、一流の料理が作れるわけじゃないですよね。何度も、何度も、実際に料理を作ることでしか、上達しませんよね。
英会話も同じです。大量の英語の音をインプット、アウトプットすることでしか上達しません。
机に座って教材を目で見て覚える勉強スタイルが中心の人は、実際に英語を聴く、英語を声に動かしながら音中心のトレーニングにシフトしましょう。
頭の中で考えるだけでは絶対ダメです。音中心に勉強を組み立てるだけで、急速に上達できます。
英語が話せるようになると人生が変わる
英語が話せるようになるメリットは、人生の選択肢が増えることです。
- 仕事
- 住む場所
- 友達
英語を話せなくても生きてはいけますが、話せるようになれれば多くの国の方と仲良くなれたり、仕事に役立ったり、それ以外の部分でも思いもよらないところで良いきっかけになってくれることがあります。
「英語ができると、カッコ良いし、人生が楽しくなりそう。」
ほとんどの人は、そんなキッカケから始まります。
できる範囲から勉強を始めて、ぜひ英語の世界に触れてみてください。
まとめ
英語力を独学で身につけるためには、毎日習慣的に勉強していくことが基本です。
中でも大事なのは「音を中心としたインプット・アウトプット」に重点を置いた勉強を実践していくことです。
英文法のやり直しを終えたら、シャドーイングや瞬間英作文にチャレンジしてみてください。
できることから少しずつ取り組むことで着実に英語力を高めることができますよ!
今日から、ぜひ試してみてくださいね。
英語学習に役立つ記事は【英語学習法】でまとめられています。